皆さんはギターを購入する際に、どこを気にしてチェックしていますか?
ギターは「当たり外れ」がありますので、見た目がきれいでも実際に弾いてみると・・・
- 弾きにくい
- 音がビビる
- 手が痛い
- 調整にお金が掛かる
なんてトラブルが少なくありません。
高価格帯のギターではめったに起こりませんが、低価格~中価格帯は注意が必要と思っています。
特に初心者は正解を知らないので、弾きにくいギターで練習を続けて上達しないなんてこともあります。
そこで今回は、僕が行っている初心者でも簡単にできるチェックポイントを5つ紹介します。
この5つをチェックするだけで失敗する確率はかなり下がると思うので、ぜひ最後まで見てください。

1. 弦高チェック(6弦12Fで1.5~2.0mm程度)
そもそも弦高とは?
弦高とは、フレットと弦の隙間の高さのことです。
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弦高が高い → 押さえにくい/しんどい(押さえる動作が深くなる / 力がいる)
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弦高が低すぎる → ビビり音・音詰まりが出やすい
初心者の方は特に「押さえやすさ」が重要です。
どこを測ればいいの?

→ 6弦・12フレットの上
ここでだいたい 1.5~2.0mm が目安です。
便利なチェック法
定規がなくてもOK。
👉 1円玉の厚さ=約1.5mm
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1円玉がほぼピッタリ → 押さえやすい弦高
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1円玉より明らかに高い → 初心者にはつらい可能性あり
※エレキ基準です。アコギはもう少し高めでもOK。
2. 音詰まりチェック(全弦・全フレットで確認)
せっかく買ったのに
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ある場所だけ音が出ない
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あるフレットだけ極端にビビる
これを音詰まり(デッドポイント)といいます。
チェック方法

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アンプにつなぐ(エレキの場合は必須)
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全ての弦で1フレットずつ鳴らす
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1F → 2F → 3F…と全部チェック
ポイントは
✔ 目立つビビり音がないか
✔ 音が途中で死なないか(急に減衰する)
1ヶ所でも明らかにおかしい場合は
👉 その個体は見送るのが無難です。
3. フレットの飛び出し・研磨不足をチェック
見落とすと手が切れて流血する可能性も

ネックの横側を指で軽くなぞってみてください。
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チクチクする
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金属に引っかかる感じがある
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触ると痛い
これがあると
✖ 演奏中に指を引っかける
✖ 最悪、手を切る可能性あり
なぜこうなるの?
乾燥で木が痩せた場合、金属は伸縮しないので、幅が短くなった指板からフレットがハミ出ます。
つまり
👉 出荷状態でこれがひどい個体は「作りが甘い」サイン
4. ネック裏の木目が左右に偏っていないか
どう見ればいい?

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木目がまっすぐ?
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模様が大きく傾いてない?
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片側だけ極端に寄っていない?
ネックの裏側を見て、これを確認します。
なぜ重要?
木目が極端に偏っていると
⚠ ねじれネックになりやすい
⚠ 湿度変化の影響を受けやすい
特に初心者は
👉 変なネック=まともに練習できない
ので、できるだけ素直な木目のネックを選ぶのがおすすめです。
5. 弦が等間隔に並んでいるか
これは意外と見逃されますが、かなり重要です。

確認ポイント
✔ すべての弦がきれいに並んでいるか
✔ どれかだけ端に寄りすぎていないか
✔ ナット・ブリッジで斜めになっていないか
なぜダメ?
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弦が端すぎる → 演奏中に指板から落ちる
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等間隔でない → めちゃくちゃ弾きにくい
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斜めの配列 → そもそも作りが悪い個体
これは初心者では直せません。
👉 「少しでも違和感を感じたらその個体はやめる」くらいでOKです。
まとめ:この5つだけは必ずチェックしよう
ギター購入前のチェックポイント5選
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弦高(6弦12Fで1.5~2.0mmが目安・1円玉が基準)
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音詰まり(全弦・全フレットで鳴らして確認)
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フレットの飛び出し・研磨不足(指を滑らせてチェック)
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ネック裏の木目(極端に偏っていないか)
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弦の並び(等間隔・端に寄りすぎていないか)
最後にワンポイント
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ネックは触って違和感がないか
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迷ったらその個体は買わない
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「調整で直る」は初心者にはハードル高い
同じ型番でも個体差は必ずあります。
あなたの手で「これだ」と思える一本を、ぜひ見つけてください。